デイリーハッスルズ

2016年7月14日

ライフイベントがストレスなるという指摘に対して、D.ラザレスは、むしろ、日々の生活上でのストレスに着目しました。

現代の生活にはさまざまなディリーハッスルがあります。

日々の生活は、朝はきちんと起きて満員電車に遠距離通勤。なんか今日は寝不足で体が重い。やっとの思いで会社に到着すると、苦手な上司との交渉が待っている。まだ半人前の新入社員の育成も頼まれている。納期の迫った提案書の作成と午後の営業会議でのプレゼン。プレゼンは得意でない。

やっとの思いで仕事をしたと思ったが、今日中に仕上げなくてはならないもう1つの仕事がまだ未着手。やれやれどうにかそれも定時に完了。

そして、またしても混んでみる電車に乗り、大声でたわいのないことを話す女子高校生が耳障りでもある。じっと我慢する。そして帰宅。帰宅したがいいが、妻は2人目の子どもを妊娠しているため、3歳の子どもの入浴は自分の役割分担。

以前から妻からは、もっと家事の手伝いをしてほしいといわれてもいる。

妻によると、妻の実家の両親が上京するとのこと。義母のほうは明るく気が利いていいが、なにかにつけて、ぶつぶつつぶやく陰気臭い義父がしばらく滞在するというのは気が重い。

日々、なんか気が休まらないという思いである。

このように日々、ジャブのように感じるストレスをディリーハッスルと言います。

デイリーハッスルズDaily hassles は日常生活いらだち事と訳されます。

デイリーハッスルズ理論は、ラザルスがライフイベント理論への批判として、「日常生活の些細なことにより、

常に長期間繰り返され、かつ意識されないうちに経験されるストレス」が重要であると考えました。

デイリーハッスルズには、「待ち合わせ時間になっても相手があらわれない」「満員電車で押されてイライラする」

「子供が泣きやまない」、などの些細で繰り返されるような出来事が含まれます

ふたつめは、日常の些細なストレスの「デイリーハッスル」です。ひとつひとつは本当に小さなものですが、知らず知らずのうちに積み重なっていくストレスです。コピー機の使い勝手が悪い、軽口をたたいて言うことを聞かない生徒いるなど、気にも留めないような小さなストレスですが、その都度の対処ができないでいると、ひずんだ状態が解消されることなく積み重なり、大きなストレスへと育ててしまう可能性があります。

(カウンセラー日記)