2016年5月

2016年5月31日

カウンセリングを日本語でいえば相談ということになりますが、今では「カウンセリング」という言葉がかなり一般化しています。

一般にカウンセリングをする専門家をカウンセラー、そこに来る相談者をクライアントと称しています。

また、結婚カウンセラー、就活カウンセラー、はたまた運命カウンセラーといたように、カウンセラーの前に、〇〇と付いた肩書きを有している方もいらっしゃいます。

カウンセラーの前に、〇〇と付くと、余計、わかりづらくなりますが、カウンセラーは、相談者の悩みや不安、心配、困ったことをよく聴くこと、共感することが先決になります。

このことを、よく「聞く」と「聴く」の違いから説明されますが、前者の「聞く」は単に話を聞いている状態です。そういう方はまわりの知人・友人にもいらっしゃるでしょう。

これに対して、「聴く」とは、共感しながら相手の訴えに、心底、耳を傾ける聴き方です。これはやさしいようで、存外難しいことなのです。

困っている人、悩んでいる人は、往々にして、そのことから抜け出せないでいたり、自分の狭い視野に陥ってしまっていたりするケースが多くあります。

相談者は、「自由」と「安全な」雰囲気で自分の悩みや不安を開示することで、自ら気づいていくことや感情が効果的に開放されるケースが多くみられます。

今抱えている悩みは不安、そして課題を解決していき、自律(自立)して自己実現へ向かって生きていくことは、その人自身(クライアント本人)です。一言でいうならば、カウンセラーは、そのための援助的関係を構成することなのです。

(カウンセラー日記)